Variable Injector Toolは、変数を使用してモデルをトークン化するために使用されるスタンドアロン・ツールです。 これらの変数の値は、外部変数プロパティ・ファイルに書き込まれます。 これにより、同じドメイン・モデルを使用して、異なる環境で新しいドメインを簡単に作成できます。
Variable Injector Toolは、変数インジェクタのデフォルト構成を使用します。 この構成の詳細は、Variable Injectorsを参照してください。
ツールでは、変数インジェクタ処理に加えて、モデルで見つかった資格証明属性も自動的にトークン化されます。 これらの属性に関連付けられているこれらの変数は、変数プロパティ・ファイルに含まれます。
injectVariables
のパラメータ表パラメータ | 定義 | デフォルト |
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-archive_file |
変数がインジェクトされるモデルを含むアーカイブ・ファイルへのパス。 -model_file 引数が使用されている場合、この引数は無視されます。 |
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-model_file |
変数がインジェクトされるモデル・ファイルのロケーション。 指定しない場合、ツールはアーカイブ・ファイル内のモデルを検索します。 -model_file または-archive_file 引数を指定する必要があります。 |
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-oracle_home |
Oracle WebLogicインストールのホーム・ディレクトリ。 これは、ORACLE_HOME 環境変数が設定されていないかぎり必要です。 |
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-variable_injector_file |
このモデル・インジェクション実行の変数インジェクタ・リストを含む変数インジェクタ・ファイルのロケーション。 この引数を指定しない場合、model_variable_injector.json ファイルは$WLSDEPLOY_HOME のロケーションのlib ディレクトリに存在する必要があります。 |
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-variable_file |
モデルにインジェクトされる変数名を格納するプロパティ・ファイルのロケーション。 このコマンドライン引数が指定されていない場合、変数はモデルのファイル名とロケーションに基づいて検索され、名前が付けられます。 ファイルが存在する場合、ファイルは新しい変数値で更新されます。 |