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Prepare Model Tool

Prepare Model Toolは、特定のターゲット環境にデプロイするためのWDTモデル・ファイルを準備します。 次のカスタマイズがあります:

  • 環境と互換性がないモデルからのセクションの削除
  • 環境と互換性がないアーカイブからのファイルの削除
  • 環境に必要なパラメータを設定するためのモデル・ファイルの更新
  • 資格証明および属性値のWDTマクロへの置換
  • 必要なKubernetesシークレットの作成に役立つUNIXシェル・スクリプトの生成
  • 属性値をカスタマイズするための変数プロパティ・ファイルの生成
  • ターゲット環境を構成するための追加の構成ファイルの生成

Prepare Model Toolを使用するには、prepareModelシェル・スクリプトを正しい引数で実行します。 有効な引数のリストを表示するには、使用情報について、-helpオプション(または引数を指定しない)でシェル・スクリプトを実行します。

たとえば、WebLogic Kubernetes Operatorで使用するモデル・ファイルを準備するには、次のように-target wkoを指定してツールを実行します:

$ weblogic-deploy/bin/prepareModel.sh -oracle_home /u01/wls12213 -model_file model1.yaml,model2.yaml -target wko -output_dir $HOME/wko-output

出力ディレクトリには、次の項目があります:

model1.yaml
model2.yaml
wko_variable.properties
create_k8s_secrets.sh
wko-domain.yaml

wko_variable.propertiescreate_k8s_secrets.shおよびwko-domain.yamlファイルをカスタマイズして、ターゲット環境に適した環境固有の値を提供する必要があります。

追加のターゲット環境およびオプションの詳細は、「ターゲット環境」を参照してください。

prepareModelのパラメータ表

パラメータ 定義 デフォルト
-model_file (必須) モデル・ファイルのロケーション。 これは、モデルのコンマ区切りリストとして指定することもできます。モデルでは、前のモデルの上に続く各モデル・レイヤーが表示されます。
-oracle_home Oracle WebLogicインストールのホーム・ディレクトリ。 ORACLE_HOME環境変数が設定されていない場合は必須です。
-output_dir (必須)出力ファイルを書き込むロケーション。
-target (必須)wko, vz, k8sなどのターゲット構成の名前。 ターゲット・タイプの詳細は、「ターゲット環境」を参照してください。
-variable_file モデルで使用される変数の値を含むプロパティ・ファイルのロケーション。 これは、プロパティ・ファイルのカンマ区切りリストとして指定することもできます。このリストでは、前述のプロパティ・レイヤーの先頭に続く各プロパティ・レイヤーのセットがあります。