イングレス・コントローラのインストールおよび構成
ドメインが稼働している間は、Kubernetesクラスタ内からのみアクセスできます。 アプリケーションを公開する前に、イングレス・コントローラをインストールする必要があります。 WKTUIでは、TraefikまたはNGINXイングレス・コントローラをインストールできます。 この演習では、Traefikを使用します。
Kubernetes > Ingress Controllerページに移動します。 デフォルト設定で十分である必要がある場合でも、次のイメージに示すように、Docker Hubのイメージ・プル・シークレットを作成して、匿名プル・リクエストのDocker Hubレート制限のためにクラスタでエラーが発生しないようにします。 準備ができたら、「イングレス・コントローラのインストール」をクリックします。
イングレス・コントローラのインストール後、次に、イングレス・ルートを作成してアプリケーションを公開します。
ページの下部で、Ingress Routes Configuration表のプラス記号をクリックして、新しいルートを追加します。 行が表示されたら、鉛筆アイコンをクリックしてルートを編集します。 次の図に示すように、ルートのフィールドを設定します。
WKTUIは、ドメインのネームスペースのサービスを問い合せ、選択するドロップダウン・メニューを提供していることに注意してください。 myclusterクラスタにルーティングするには、Target Serviceフィールドをtodolist-domain-cluster-myclusterサービスに設定します。このサービスにより、オペレータはドメインのデプロイ時に自動的に作成されます。 このサービスはポート7100のみを公開しているため、Target Portに対して選択します。 終了したら、OKをクリックしてIngress Routes Configuration表を更新します。
イングレス・ルートの準備が完了したので、「イングレス・ルートの更新」をクリックしてルートを作成します。 イングレス・ルートの更新アクションは、WKTUIの他のアクションとは少し異なります。 ほとんどのKubernetesクラスタは、Kubernetesクラスタ内のすべてのアプリケーションのトラフィックをルーティングする単一のイングレス・コントローラを使用します。 イングレス・コントローラとその実装が複雑であるため、既存のルールを更新する方法を把握することは非常に困難であるため、WKTUIでは置き換えのみが可能です。 したがって、WKTUIでは、作成しようとしている1つ以上のルールがすでに存在することが検出されると、既存のルールを上書きするかどうかを確認するプロンプトが表示されます。