Client Configurationは、Kubernetesクラスタへの必要な接続を取得するのに役立ちます。 Kubernetes Cluster Typeフィールドを使用してターゲットKubernetesクラスタ・タイプを選択し、クラスタに正常に接続するようにkubectlを構成する手順を示します。
Kubectl Executable to Useフィールドは、使用するkubectlの正しいバージョンを検索するWKT UIアプリケーションに指示します。Kubernetes Client Config File(s)フィールドを使用すると、ホーム・ディレクトリのデフォルトの.kube/configファイルではなく、またはそれに加えて別のKubernetesクライアント構成ファイルを指定できます。Kubernetes Config Context to Useフィールドを使用して、接続先のクラスタに関連付けられた構成ファイルのコンテキストを指定します。Helm Executable to Useフィールドは、WebLogic Kubernetes Operatorおよびイングレス・コントローラのインストールに使用されるHelmの検索先をアプリケーションに指示します。 Helmの詳細は、Helmのドキュメントを参照してください。 ほとんどのクラウド・ベンダーでは、コマンドライン・ツールを使用して、管理対象のKubernetesクラスタへのkubectl接続を認証する必要があります。 たとえば、Oracle Kubernetes Engine (OKE)によって管理されるKubernetesクラスタに接続するようにkubectlを構成すると、Kubernetesクライアント構成ファイルには、ここに示すようなセクションが含まれます。
users:
- name: user-abcdefghi8d
user:
exec:
apiVersion: client.authentication.k8s.io/v1beta1
command: oci
args:
- ce
- cluster
- generate-token
- --cluster-id
- ocid1.cluster.oc1.phx.aaaaaaaaahdirjdmcjfpogfkdhjsdhshssk2abcdefghijk2d
- --region
- us-phoenix-1
env: []
この構成により、このユーザー定義を参照する各kubectl起動によって、ociコマンド(Oracle Cloudコマンドライン・ツール)が実行され、クラスタへの認証に必要な資格証明が取得されます。 kubectlコマンドの実行時にoci実行可能ファイルがPATH環境変数内のディレクトリにない場合、ここに示すようなエラーが発生します。
Failed to verify Kubernetes client connectivity: Unable to verify Kubernetes client connectivity:
Command failed: /Users/rpatrick/bin/kubectl version --short
Unable to connect to the server: getting credentials: exec: executable oci not found
It looks like you are trying to use a client-go credential plugin that is not installed.
To learn more about this feature, consult the documentation available at:
https://kubernetes.io/docs/reference/access-authn-authz/authentication/#client-go-credential-plugins.
指定したKubernetesクラスタに接続するためのアプリケーション構成を確認するには、Client ConfigurationページまたはGo > Verify Kubernetes Client ConnectionのVerify Connectivityボタンを使用します。