リリース・ノート 1.6.0
リリース1.6.0の変更点
このリリースでは、次のユースケースを明確に説明するために、ユーザビリティが大きく変化しています:
- WDTモデルを含むプロジェクト
- モデルを持たないが、モデルを含む「外部イメージ」を使用するプロジェクト
- モデルなしのプロジェクト
アクションがユース・ケースに関連しない場合、アクション・ボタンおよびGo
メニュー・アイテムは非表示になります。 プロジェクトにモデルが含まれていない場合、モデル・ページは無効になります。 プロジェクトでモデルを含む外部イメージを使用している場合、ユーザーは、この外部モデルからのクラスタ、変数オーバーライドおよびシークレットを指定できます。
主な新機能
なし
その他の変更
- #250 - ドメイン仕様のデフォルトの補助イメージのロケーションがイメージ・ページ上のロケーションと一致するように変更されました。 これにより、ユーザーは、ロケーション・フィールド値を変更せずに、補助イメージの作成と使用を切り替えることができます。
- #251 - ユーザーが外部イメージ内のWDTモデルおよびインストール・ホームのロケーションを特定できるようにする
Inspect Image
ボタンが追加されました。
- #253 - モデル・アーカイブ・エディタにSAML2データ初期化ファイルのサポートが追加されました。
- #254, #255, #256, #258, #260, #265, #267 - WebLogic Kubernetes Operator 4.1.0ドメイン作成イメージのサポートが追加されました。
- #257 - 選択したユース・ケースに基づいて、アクション・ボタンおよび
Go
メニュー・アイテムが動的に表示/非表示になるように変更されました。
- #259 - WebLogic Kubernetes Operatorドメイン仕様にドメイン全体の環境変数を設定する機能が追加されました。
- #268 - モデルに必要な追加のシークレットをより適切にサポートするようにシークレット表を再編成しました。
- #270 - OKEネイティブ・ポッド・ネットワーキングを使用するVerrazzanoユーザーに警告を追加しました。
- #280 - 「Verrazzanoアプリケーション」ページの「コンポーネントの追加」ダイアログが拡張され、同時に複数のコンポーネントを選択できるようになりました。
バグの修正
- #261 - モデル・アーカイブ・エディタのバグが修正され、名前で分離されたエントリの追加が正しく機能しないことが判明しました。
- #262 - ログが大きすぎる場合のWebLogic Kubernetes Operatorバージョンの取得に関連するバグを修正しました。
- #264 - 場合によっては、Verrazzanoインストールで間違ったVerrazzanoプラットフォーム・オペレータURLが使用される原因となったバグを修正しました。
- #276 - ドメイン・リソースの後にWebLogic Kubernetes Operatorクラスタ・リソースが作成されたバグを修正し、オペレータがドメインを分析したときに一時的なエラー状態になった。 この修正によって、コード・ビューにドメイン・リソースの前のクラスタ・リソースが表示されます。
- #277 - 欠落しているツールチップをVerrazzanoアプリケーション・コンポーネントの「イングレス特性ルール」表のURLの更新ボタンに追加し、アプリケーション・ステータスの完了後にのみ使用する必要があることを明確にしました。
- #279 - URLの更新エラー・ダイアログ・ボックスのタイトルにテキストではなくi18nキーが表示される原因となったバグを修正しました。
既知の問題
- Linuxでは、メイン・アプリケーション・ウィンドウの背後に開いて保存するダイアログが開きます。 これは「Electronバグ32857」によるものです。
- Verrazzanoアプリケーションをデプロイする場合、
Get Application Status
ボタンは、WebLogicドメイン指定を含むプロジェクトのVerrazzanoコンポーネントのステータスのみをチェックします。
- Verrazzanoインストールはマルチ・クラスタ・インストールをサポートしていません。
- Verrazzanoアプリケーション・コンポーネントの「イングレス特性ルール」表のURL列が、マルチ・クラスタ・アプリケーションを適切に説明していません。 URLの更新ボタンは、admin (つまり、
local
)クラスタからのみ情報を取得します。