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高速アプリケーション通知の無効化

高速アプリケーション通知(FAN)をサポートするには、OracleデータベースでGRID (Oracle Grid Infrastructure)を構成します。 GRIDは通常、Oracle RACデータベースに関連付けられていますが、他の構成でも使用できます。 Oracle Autonomous Database-Serverless (ATP-S)はGRIDを提供しません。

GRIDを持たないデータベースに接続する場合、サポートされるWebLogic Serverデータ・ソースのタイプは汎用データ・ソースのみです。 マルチ・データ・ソースおよびActive GridLinkデータ・ソースはRACで動作するため、使用できません。

WebLogic Server 12.2.1.3.0にはOracleドライバ12.2.0.1が同梱されています。 GRIDを持たないデータベースにこのドライバで接続すると、次の例外が発生します(ただし、18.3ドライバにはこの問題はありません):

oracle.simplefan.impl.FanManager configure
SEVERE: attempt to configure ONS in FanManager failed with oracle.ons.NoServersAvailable: Subscription time out

ノート: 2023年6月現在、Oracle WebLogic Server 12.2.1.3はサポートされなくなっています。 WebLogic Server 12.2.1.3の最後のCritical Patch Updates (CPU)イメージは、2023年4月に公開されました。

この問題を修正するには、次のいずれかの場所でFANを無効にする必要があります:

  1. ドメイン、クラスタまたはサーバー・レベルでシステム・プロパティを使用します。

これを行うには、次の例に示すように、ドメイン・カスタム・リソースを編集して、システム・プロパティoracle.jdbc.fanEnabledfalseに設定します:

  serverPod:
    # an (optional) list of environment variable to be set on the servers
    env:
    - name: JAVA_OPTIONS
      value: "-Dweblogic.StdoutDebugEnabled=false -Doracle.jdbc.fanEnabled=false"
    - name: WLSDEPLOY_PROPERTIES
      value: "-Doracle.jdbc.fanEnabled=false"
  1. データ・ソース接続プールのプロパティを構成します。

次のWLSTスクリプトは、falseに設定されたoracle.jdbc.fanEnabledプロパティを既存のデータ・ソースに追加します。

       fmwDb = 'jdbc:oracle:thin:@' + db
       print 'fmwDatabase  ' + fmwDb
       cd('/JDBCSystemResource/LocalSvcTblDataSource/JdbcResource/LocalSvcTblDataSource')
       cd('JDBCDriverParams/NO_NAME_0')
       set('DriverName', 'oracle.jdbc.OracleDriver')
       set('URL', fmwDb)
       set('PasswordEncrypted', dbPassword)

       stbUser = dbPrefix + '_STB'
       cd('Properties/NO_NAME_0/Property/user')
       set('Value', stbUser)
       ls()
       cd('../..')
       ls()
       create('oracle.jdbc.fanEnabled','Property')
       ls()
       cd('Property/oracle.jdbc.fanEnabled')
       set('Value', 'false')
       ls()

データ・ソース接続プールの構成を変更した後、属性を有効にするには、必ずデータ・ソースをアンデプロイして再デプロイするか、WebLogicサーバーを再起動してください。