このオペレータは、Apache Mavenを使用して作成されます。 ビルド・マシンには、Dockerもインストールされている必要があります。
オペレータをビルドするには、プロジェクト・ディレクトリで次のコマンドを発行します:
$ mvn clean install
これにより、ソース・ファイルがコンパイルされ、オペレータの実行に必要なコンパイル済クラスおよびライブラリを含むJARファイルがビルドされ、すべてのユニット・テストも実行されます。
貢献は「コーディングおよび書式設定の標準」に準拠している必要があります。
これらのコマンドは、プロジェクトのルート・ディレクトリで実行する必要があります:
$ docker build -t weblogic-kubernetes-operator:some-tag .
<version>
を、プロジェクトのルート・ディレクトリにあるpom.xml
ファイル内のプロジェクトのバージョンに置き換えます。
イメージを簡単に区別できるように、latest
以外のタグを使用することをお薦めします。 前の例では、タグは開発者のGitHub IDにすることができます。
このオペレータはIDEから実行でき、デバッグに役立ちます。 そのためには、IDEを実行するマシンが~/.kube/config
のKubernetes構成ファイルまたはKUBECONFIG
環境変数が指すロケーションで構成されている必要があります。
クラスoracle.kubernetes.operator.Main
を実行するようにIDEを構成します。
マシンに/operator
というディレクトリを作成する必要がある場合があります。 オペレータ・コードはLinuxをターゲットとしており、macOSでは正常に実行されますが、他のオペレーティング・システムでは実行されない可能性があることに注意してください。 別のオペレーティング・システムで開発する場合は、オペレータをKubernetesクラスタにデプロイし、かわりにリモート・デバッグを使用する必要があります。
開発マシンでKubernetesを実行していない場合は、Kubernetesクラスタでレジストリにコンテナ・イメージを表示できるようにする必要があります。 次のように、イメージをプライベート・レジストリにdocker push
するか、イメージをDockerおよびKubernetesを実行しているマシンにアップロードします:
ビルド・マシンで:
$ docker save weblogic-kubernetes-operator:some-tag > operator.tar
$ scp operator.tar YOUR_USER@YOUR_SERVER:/some/path/operator.tar
Kubernetesサーバーで:
$ docker load < /some/path/operator.tar
Helmチャートを使用して、「オペレータのインストール」に移動します。
オペレータの動作またはポッド・ログで失敗を診断および解決するには不十分な場合は、「デバッグ・オプション」を使用してJavaデバッガをオペレータに接続できます。