WebLogic Remote Consoleは、管理者以外のユーザーが表示または実行できる操作を制限します。 デプロイヤ、モニターまたはオペレータのロールを持つユーザーには、ロールに必要な領域と機能のみが表示されます。 これらの制限の範囲は、広範囲(モニター・ロールのユーザーから編集ツリーのパースペクティブ全体を非表示)から狭める(一部のページで作成ボタンを非表示)までです。 WebLogic Remote Consoleのすべての機能にフル・アクセスするには、管理者としてログインします。
これらの制限の範囲は広すぎて包括的にリストできませんが、次の表にいくつかの例を示します。
これらの制限は、各ロールに割り当てられたデフォルトのセキュリティ・ポリシーに基づいています。 デフォルト以外のアクセスを追加または削除するポリシーをカスタマイズした場合、変更された権限はWebLogic Remote Consoleに反映されません。 デフォルトのセキュリティ・ポリシーに基づいて、機能は引き続き非表示または表示されます。
詳細は、「Oracle WebLogic Serverのロールおよびポリシーを使用したリソースの保護」の「ユーザー、グループおよびセキュリティ・ロール」を参照してください。 「WebLogic Server MBeanリファレンス」の「MBeansのデフォルト・セキュリティ・ポリシー」も役立ちます。
ロール | 制限事項 |
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管理者 | 制限はありません。 管理者は、WebLogic Remote Consoleのすべての機能にフル・アクセスできます。 |
デプロイヤ | サーバーまたはドメイン構成を表示できますが、編集できません。JDBCおよびJMSリソースを含むアプリケーション・デプロイメントに関連する領域を変更できます。 |
モニター | WebLogic Remote Consoleへの読取り専用アクセス。 |
オペレータ | サーバーを起動および停止できますが、編集ツリーのパースペクティブは表示できません。 |